#24 カナダのお寿司、考察してみた
みなさん、こんにちは。
昨日は何かとソフトウェアなどの予習を中心にしていましたが、大学のアプリを冷静に眺めていたら、思ったよりアサインメントがかなりの量迫ってきてたので、我に返り、今日はそれを中心にやっておりました。
どうやら呑気にイキってソフトウェアを触ってる場合じゃなかったみたいです。
この家に越してきて史上一番勉強という勉強をしてたんじゃないですかね。休日のうちにきちんと宿題をこなす、生まれて初めての経験。もう生まれ変わったレベルで自分スゴイと思うんです。まぁ、全部はまだ終わってないので明日にまで終われるようにしたいですね。
とかいって、日曜の明日に終わらなくても平日数日のうちに終わらせられるしね。かつて感じたことのない宿題に対する余裕感。この姿勢、継続していきたいものです。
食べ物の写真ばっかりでウンザリしてるかもしれませんが、ボクもそう思いますすみません。だけど今日小腹が空いてたまたま作った、このヌードルがパッケージと同じなのを見て感動してしまったんです。パッケージを意識したわけじゃないのに。
調理法が100%正解の料理、やっと作れました。パッケージにもあるしこの具材は間違いないはずだよね。
食べてからはまた課題を再び。なんか、ただのアサインメントじゃないのもあって、どれも芸術?に関することだし楽しいし普通に楽しいね。特にパワポ大好きマンなので、こんなの宿題じゃなくてもはや趣味の範囲だよね。
そして時間は18時。
近所の景色はだいたいこんな感じで、慣れつつあるんだけど未だにうっとりする時がある。今日は何だろう、ベンチが近くにあったらゆっくり座って、読書したくなるような、18時だとは思えないほど、気持ちの良い天気でした。まぁ読書しないんですけど。
なぜ外に出たか。それは、この1週間の生きがいのイベントが今夜あるからです。
それは、カナダ初お寿司屋さんに行くこと。
これは数日前からお隣中国人男子のルームメイトとのお約束。学校外で友達と外食するのも何気に初めてかもしれない。
最初は軽いノリから始まったんですが、地図で調べたらこんなトロントの郊外に徒歩10分のところにお寿司屋さんがあったもんですから、これはもう行く他ないでしょ、となったわけです。
主に頼んだのは3品。
サーモン握り2貫、エビ天ぷら巻き8貫、そしてサーモンチーズ巻き8貫。
巻き寿司って、海苔に巻かれてるのを想像してたんだけど実物見てびっくり。内側に巻かれてますが、海苔の黒い部分が全面的に外にむき出しになっていたら食欲がなくなってしまうとかなんでしょうか。でも味的には海苔が外側の巻き寿司とあまり変わらないように思えました。こういう工夫で元の味をほぼ変えず現地の人に向けて適応できるようなアイデア素晴らしいですね。
バカ真面目に食レポをすると、こんな感じ。
サーモン握り
・・・普通に日本のちょっと良いところのサーモン。回転寿司より全然質良いし何よりネタが大きい。醤油が市販のだったからそこをこだわったらもっと美味しくなると思いました。
エビ天ぷら巻き
・・・味は意外にも薄め。茶色の天ぷらソースと合わせて食べる感じかな。だから薄い分、一緒に挟まってるキュウリが濃いから安っぽい味になってしまってたのが正直なところ。最後の5本くらいはキュウリを別でいただきました。でも久々に天ぷら食べられて幸せだったな〜。
サーモンチーズ巻き
・・・美味しい。和食感2割 洋食感8割って感じの1品。サーモンが新鮮なんだけど、チーズの味が強すぎてまともにサーモンを味わえない。目をつぶって食べて「この料理名は?」って聞かれたら「チーズの海苔巻き」って答えてしまうくらいにはチーズ感たっぷり。でもそのチーズが何かわからないけどサイコーに美味しかったので満足です。
入店した時はお客さん0だったけど次第にディナータイムになってやっと入店がちらほらあるようなこじんまりとした落ち着いた雰囲気のお店でした。ちなみに価格はチップ含め、20〜25カナダドル(2000円前後)。
別会計もできるけど、まとめると10%割引になるとのことだったので、ひとまず全額払っときました。それで帰ったら計算し直してルームメイトの分を払ってもらおうと思ってたんですが、税やらチップやらで色々こんがらがってしまって、明確にいくら返してもらえればいいのかがわからない。
二人で仲良くあたふたしてたら、日本円がチラッと見えたのか「あっ穴の空いてる硬貨ない?それ欲しい!」と言われたまたま5円玉入ってたので、それを渡すと「まぁよくわからないけど多めに払うからこれはもらう!穴の硬貨って縁起良いもんね〜」といってルンルンで自分の部屋まで戻って行ってました。
やはり世界的に見ても穴のある硬貨って貴重みたいですね。5円玉喜んでてくれてよかった。
寿司屋さんを振り返って。
バリバリ日本みたいなお寿司をもちろん期待してたわけではないけど、やはりかなり現地向きにカスタムがされてました。
で、これが良いか悪いかの議論って個人的に不毛だと思ってて、とにかく現地人の口に合うように工夫をしてきた料理人だって、それを海を越えてまで改変させたくなるような魅力のある寿司を生み出した日本の先人も、その美味しい寿司をみんなに食べさせたいって気持ちは同じだから、顔を赤くして「日本特有のものだから、それをアレンジするのはよくない!」と言うのは違うかな、と思います。
あなたが常日頃使ってるひらがなや漢字も、大昔の人がそれを見て「なんで勝手にアレンジしたものを当たり前のように使ってるの?」と怒られたらよくわからなくなりますもんね。大昔の人もきっと喜んでると思うんですけどね。
だから自分個人としてはどんな形であれ、自分の育った国のものが興味の対象になってて、それを求めてる人が確かにいること、それだけで誇れると思いました。
お寿司の画像をインスタグラムのストーリーにあげたら「それ本当にお寿司?w」と友人に聞かれたので、ちょっと真面目に自分の気持ちを書きたくなってしまいました。
想像以上にルームメイトが良い人だったからそれを今日は主に書こうと思ったのに。だけど今日は、お腹もブログもいっぱいなのでルームメイトのことに関してはまた次回以降残していこうと思います。
では。